ペンション経営なんておよしなさい

この文章は、これからペンションを開業しようと思っている方に向けて書かれたものなので、一般人は読まないでください。
ペンションに対する夢やあこがれを、ぶちこわすことになりますので。

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ペンション経営なんておよしなさい

3月いっぱいで私の息子の同級生が転校していきます。ペンションをやっていたお父さんが、廃業し都会でサラリーマンに戻ることになったためです。
せっかくお友達になったのに、悲しいことですが、こんなことがここ数年何回も繰り返されているのです。
夢を抱いて脱サラをしてペンションのオーナーになり、1年もしないで夢やぶれてやめていく、経営が成り立たなかったのです。
もちろん、すべてのペンションがそうだというわけではありませんから、本人の適性や努力不足という指摘もできるかもしれません。
しかし、かれらがペンションを始めるにあたって、間違った情報をあたえられていたり、現実を知らされていなかった、という側面も決して見逃すことはできないと思うのです。

都会に住んでいながらペンション経営を学ぼうとすると、だいたいの場合デベロッパーの主催するペンション開業教室であるとか、ペンションセミナーとかいった場所に出向いていくと思うのですが、 この場合問題なのは開業についての情報を提供する業者が、すなわちペンションの物件自体を斡旋する業者であるということなのです。
もっと極端に言えば、彼らはペンション経営のノウハウを売ることや、集客の斡旋手数料を稼ぐことが主たる目的ではなく、 ペンション用地の販売・斡旋、建築業者からのリベート、開業にあたっての備品の斡旋手数料、などのほうが収入源としておいしいところと考えていることなのです。

ですから、手持ちの物件がある限り、彼らは開業させようとするでしょうし、すなわち開業しようと思っている人にたいして、ことさらマイナス要因を伝えることはしないでしょうし、 すでに開業しているペンションの実績の数字も、あえて特別うまくいった人の例を呈示して、ペンションを始めたくなるように誘導していくのです。
確かに世間では、不況風やリストラの嵐が吹き荒れ、都会で商売を続けるのも楽ではないでしょうし、会社勤めも先がみえたりすれば、いっそのこと新天地でと思う気持ちもわからないではありません。
特にペンションの場合、特に技術がいるわけではなさそうだし、それほど資金が必要なわけでもなさそうだ、そういえば自分は都会の生活は向いてないような気がする。
こんなプロセスでペンションオーナー予備軍が増えていって、 「掘り出しものの物件がありますよ。居抜きのレンタルペンションなので、すぐに始められます。すぐに決めないと他の人にまわしちゃいますよ。」などと誘われると慌てて契約してしまうのです。

でも、冷静になって考えてみてください。
なぜ、その物件の前のオーナーがペンションをやめて出ていったのでしょう?
優雅なペンションオーナーの生活が保証されているなら、なぜそれを捨てていったのでしょう。
簡単なことです、その場所で、その建物でペンションを経営していくのが無理だということなのです。
あなたがオーナーになったからといって特別ではないのです。

今、宿泊業においても価格破壊が進んでいます。ホテルや旅館が低価格戦略をとってくるため、ペンションも価格を引き下げざるを得ない状況で、私の感覚では今の宿泊料金の相場は10年前と同じくらいです。
(参考:この文章は平成12年頃書かれたものなので、令和になってからは少しは景気が上向いていますが、なおもデフレにあり、昭和50年頃と同じ位といっても過言ではないでしょう。)
こんな環境で続けられるペンションは、何らかの有利な条件を持ち合せているところだけと言っていいでしょう。
すなわち、開業が先代のころで、借入金などが少なく、固定客をかなり持っているとか、 他のペンションでは真似のできない特殊なサービスを提供できるとか、非常に立地がよいとか、ほんのわずかだけです。

 ここ北軽井沢でも、毎年何件ものペンションのオーナーが入れ替わっています。
長くて2年、短い場合は1シーズンでやめていきます。
そのほとんどの人が、こんな状況とは思わなかった。とか、これほどきびしいのなら来るんじゃなかった。とか後悔しているのです。
どうか、今ペンション開業を考えているかた、私のところへいらっしゃい。
本当の情報を教えてあげます。
デベロッパーのセミナーにいくら通ったって、仲介業者の話をどんなに詳しく聞いたって本当のことは何にも分からないのですよ。

 私は別にその手の業者さんの営業妨害しようというつもりではないのですが、特に若くて小さいお子さんのいる状況での安易な開業については、ぜひとも思いとどまってほしいのです。
転校を繰り返すのはかわいそうじゃないですか。
まず100%そうなってしまうのです。

 最後に、それでもどうしてもペンションを始めたいというのなら、ペンションセミナーなどに通わずに、最低1年はペンションに住み込みで働いてみてください。
その後で、まだやりたい気持ちが持続したならば、あなたは適性がありますので、どうぞ自信をもって開業してください。

                            おせっかいなオーナー ●● ●

北軽井沢での現役ペンションオーナーのご意見でした。(掲載の連絡を入れた上で公開しています)
北軽井沢といっても長野県ではなく、本当の住所は「群馬県吾妻郡嬬恋村」なので、開業立地にも問題があるのですが・・・。

Pension CHATRAN



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